2012年2月1日水曜日

【第1回】ますとみ手前味噌仕込み

1月28日 年があけて慌ただしさも落ち着いてきたころ、増富の湯で味噌仕込会をおこないました!

昨年からの大豆計画のメンバーなどを中心に17名が参加しました。

講師は食堂のお母さん、小林正子さんです。食堂でも味噌を仕込み料理で提供していますが、小林さんは昔から毎年味噌を仕込み、味噌蔵があるほどのベテラン!
地元で長年の経験をもち、料理人でもある小林さんは、湯でも自慢の人材なのです…

まずはゆでた大豆をつぶしていきます。
通常は機械を使うのですが、今回は臼と杵を使って、人の手でつぶしました!

コツと体力が必要で、時間もかかりましたが…
自分たちの手でつくる実感が、よりおいしい味噌になる予感。

子供たちも順番に!

そうしてつぶした大豆とアメ(ゆで汁)を、麹・塩とからめていきます。
だんだんまとまってきたら、大きな味噌玉にしていきます。
味噌玉の空気を抜くように、容器に叩き付けながら詰めていきます。
最後に蓋をするように、塩をふりかけて…

あとはおいしく発酵してくれるのを楽しみに待ちます。
味噌は発酵過程で、容量が増して来たりいろいろな変化がおこるので、今回は全員、ベテランの小林さんを頼りに預けていくことになりました。
地域の気候によって変化は様々なので、自宅で仕込んだら自分の勘を頼りに育てるのも楽しいですね。

頑張った後は、お楽しみの昼食タイム。
今回の目玉は…
愛される郷土料理、ほうとうです!
自家菜園で育った野菜がごろごろ、そして自家製のほうとう麺をてづくり味噌で煮込みました。
寒い冬にぽっかぽかあたたまります!
ふっくら甘い黒米と花豆の赤飯おにぎりも*
この黒米も田んぼで無農薬で育てたもの。白米と混ぜて炊くと、きれいな紫色のごはんになります。
特産花豆のお赤飯は売店でも人気で、予約で即売することも!


自分の手でつくること。
あたりまえのようで、薄れていく文化。
今もう一度、大切に思うことがたくさんあります。
必要なことは、とってもシンプルに、そこにあるのだと思います。

今後も味噌仕込会の企画をしていきますので、どうぞお楽しみに!
自分の手で仕込んでみたい人、増富の空気を味わいたい人、
どなたでもお気軽にご参加ください♪