2011年8月19日金曜日

増富の湯の田んぼの様子

5月の末に田植えを行った増富の湯の田んぼ。
夏の太陽の光をたっぷり浴びて、元気に育っています。


しかし・・・


6月に入って、なかなか草取りのスタッフが田んぼに入れなかったために、写真の「ノビエ」も一緒に元気よく育ってしまい、ものすごい状態です・・・。

稲よりも頭一つ上にぴょんぴょんと生えてきて、この時期になるとかなり特徴的ですが、稲と一緒に育っているうちは、稲にそっくりで、お米作りの経験が豊富なスタッフに教えてもらいながらの草取りでしたが、やっぱり取り切れてはいなかったようです。

草取りはタイミングを逃すと大変さが増す上に、労力ほどはしっかり除草できないので、このような状態になってしまうのです。この除草の手間を省くために、たくさんの農薬が使われています。体験してみればこの除草の作業の大変さは身に沁みます。でも、増富の湯の田んぼでは無農薬で今年の稲作りを行うことになっていますので、除草剤は使用できません。
はやり適切なタイミングで(草が小さいうちに)しっかりとコロガシという除草機を使って、草を抑えることが大切だなと実感しました。


ノビエはともかく、黒米はこのように、お花が実を結び、実が付き始めています。


こちらがもち米の様子。
黒米の方は、黒い毛のようなものが見えますが、もち米の方にはありませんね!

これから、秋に向けて美味しいお米に育ちますように。

みなさんも増富の湯の駐車場から、正面玄関までの間にある小さな田んぼを、のぞいて稲の様子など観察されてみてください。黒米ともち米が一枚の田んぼに仲よく植えられていますので、二つの稲の違いがお分かりになると思います。





2011年8月17日水曜日

ニジュウヤホシテントウムシ

増富の湯の畑でナスをメインに、葉っぱもムシャムシャ食べているのがニジュウヤホシテントウムシ。ご存じの方も多いと思いますが、彼らが食べるとナスに特徴のある傷を残していきます。

写真のムシがニジュウヤホシテントウムシ。
写真に写っている葉っぱについている、規則正しい食べあと。
ナスやキュウリにもこんなギザギザ模様がついていたら、彼らの食べた跡です。

ナスを出荷する農家さんたちにとっては、少々頭の痛い存在かもしれません。

ナスにこの食べあとが付いていても、味などには特に影響ありません。
ほんのちょっとした見た目の問題だけです。
もしもお店や、直売所などでこんな食べた跡を発見しても、
「なに?この傷は?!?」と、敬遠しないで、ニジュウヤホシテントウが付けた傷か~、と、そんなナスも美味しくいただいてくださいね。

しかし、彼らのつける食べ跡、何度見ても、ちょっぴり芸術的。
どうしてこんな模様になるのか、今後ゆっくり観察してみたいです。
(時間が全然ありませんが。)

ちなみに、赤い体をしたいわゆる”テントウムシ”は全くイタズラをしません。
間違えてつぶしてしまったりしないように・・・
アブラムシなどを食べてくれたりして、むしろ畑では大歓迎される存在です。

今日もたくさんのお客様がお越しになっている増富の湯。
食堂で召し上がっていただくお食事には、増富の湯の畑で、朝採れたばかりのお野菜が使われています。今日の食材はナス、ピーマン、トマト、キュウリ、インゲン豆、モロッコいんげん豆、そして山野草などなど。
みなさんも採れたての無農薬野菜をぜひご賞味くださいね!
オススメはそんなお野菜の天ぷらです。
採れたてのお野菜&山野草、しかも揚げたての天ぷらはとってもおいしいですよ!


明日はスタッフみんなで畑のお世話です。
がんばります!!

2011年8月4日木曜日

登山の時の装備

増富の湯は、金峰山・瑞牆山・小川山・横尾山など、素晴らしい山々の登山口の近くにあるので、登山を終えられたお客様が多く立ち寄られます。
増富の湯で企画されている登山ツアーはおかげさまでご好評をいただいております。

8月には瑞牆山を三つのルートから上る日帰り登山ツアーが行われますが、先日、初めて山に登るという方から、装備のお問い合わせをいただきました。
何度も登られて慣れていらっしゃる方には当たり前のことでも、初めのうちは分からないことだらけですよね。

今日は登山ツアー参加時の持ち物の注意点や服装についてなど、基本的なことをここでお知らせしたいと思います。(経験豊富な方は、またいろいろなアイディアや経験談などを、参加した他の方にもぜひ教えて差し上げてくださいね!)

●登山の「三種の神器」とは??
 ①登山靴
 ②ザック
 ③雨具

①登山靴について
  登山靴は登山者にとっては命。
  したがって、自分の足のサイズで単純に注文するのではなく、
  専門店で自分の足の型にあった履き心地の良いものをじっくり選ぶ。
  また、選ぶ際には登山用のソックスを着用して履いてみるのがベスト。

②ザック
  日帰り登山の場合は30L~35Lあれば大きさは十分。
  身長や体型によっても、快適なザックのサイズやメーカーは異なるので、
  こちらも実際にいくつか試してみてから購入することが望ましい。
  (ほとんどの登山用のザックには雨カバーがついているが、もしも購入するザックの
   メーカーのものには無かったという場合は、雨カバーを購入した方が良い。)

③雨具
  雨天に体が濡れないようにするだけでなく、低温下で風当たりが強い時に
  ウインドブレーカーとしても活用できる。
  雨具には、防水性・防風性・透湿性の三つの機能が求められる。
  夏場は特に、日中いくら晴れていても下山途中に夕立で雨が降ることが多いため、
  こちらも命に関わる道具の一つである。
  上下のうち、上のパーカーは、ゴアテックスの素材がおすすめ。
  (予算的に限られている場合は、上だけでもゴアテックスを選ぶことをおすすめします。)

持ち物はそれぞれが必要と思われるものを、重さとのバランスを考えながらパッキングしましょう。
お昼ごはんとなる常備食のほか、飴・チョコレート・カロリーメイトなどの行動食(非常食)も
忘れずに持っていきましょう。

またトイレに行く場合に備えて、水に溶けるティッシュか、最低限、土にかえるティッシュを選んで
持参しましょう。土にかえらないティッシュを使ってそれを山に置いていくのはマナー違反です。

道具は慣れないうちは専門のスタッフがいるお店を訪ねて、いろいろと教えていただきながら、
楽しく選んでください。まずは三種の神器をそろえるところから!!

登山は一歩間違えると命の危険がついてまわります。
しっかりした道具選び、パッキング、そして体調管理までしっかりと行ってから楽しんでいただければと思います。

ちなみに、増冨の湯の温泉は、登山後の筋肉疲労回復に効果抜群です。
山登りの後は、ぜひ、増冨の湯にもお立ち寄りください。

2011年8月3日水曜日

増富の湯の花豆

増富の湯正面玄関向かって右手には、増冨の名産の一つである「花豆」が植えられており、かわいいきれいな赤い花が私たちを楽しませてくれています。前に花豆の赤いお花についてはブログでもご紹介していましたが、ついに、今日、小さなお豆の”さや”がついていましたので、写真をとりました。


まだ小さなお豆のさやですが、花豆はご存じのとおり、とても大きなお豆です。これが秋に向けてどんどん膨らんでいくのだと思うと、通るたびに花豆に声をかけたくなります。


花豆の写真その1


花豆の写真その2


花豆のお花をみたことがないという方は、ぜひ増冨の湯にお越しの際に右手にあるお花のところを通ってお進み下さい!本当にきれいな朱色のお花が見られますよ!