二種類のお米が無事脱穀を迎えました。
黒米のアサムラサキともち米のコガネモチ、両方を脱穀しました。
お日様をたっぷり浴びたお米たち。
ハーベスタにかけていきます。
稲穂の束の穂の部分からお米が仕分けられて袋に入っていきます。
稲わらは大切・・・
田んぼに返して来年の土づくりに役立てたり、畑でも大活躍します。
ハーベスタから出てくるお米(もみ殻はまだついています。)
ハーベスタでかなりのスピードで行うことができたこの脱穀ですが、一昔前は足踏み脱穀機、千歯こきといった農具で行っていて、時間がかかる作業だったそうです。
また、今では稲の刈り取りからこの脱穀までを一気に終わらせてしまう大型のコンバインという機会も登場し、主流になりつつあるとか・・・
ハーベスタから外すと、お米袋の重さは30kg程度で運ぶのも大変!
全部で11袋もあり、最後の方は腕がプルプルとしてきました。
でもお米の重たい袋を運びながら、お米のお世話をしてきたこの数か月の色々な苦労も思い出され、感慨深い気持ちでいっぱいになりました。
こうして無事に収穫ができたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
なんといっても、人間の私たちはお手伝いはできても、ここで精一杯生きてくれたのは稲たち・・・・米作りといっても、人間には稲も米も作れないのだなと改めて実感しました。
私たちは自然に生かされてこうしてここにいることができるのですね。
少ししたら必要な分だけお米を精米して、玄米や白米の状態にしていきます。
この無農薬のもち米は、増冨の湯の食堂で皆様にご提供していく予定です。